Klackjoy
2026年7月18日

パネルごとに色を選べる家具 — Klackjoyのコンフィギュレーターとミックスカラーの自由度

USM Haller互換家具でパネル単位の色・素材選択ができるのはKlackjoyだけ。USM公式Mix&MatchやKonektra、Arvhiとの粒度の違いを比較しながら、配色の考え方を紹介します。

パネルごとに色を選べる家具 — Klackjoyのコンフィギュレーターとミックスカラーの自由度

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「全体で1色」問題 — モジュール家具のカラー選択はなぜこんなに窮屈なのか

USM Hallerのようなモジュール家具を選ぶとき、多くの人がまずぶつかる壁がある。それは「色を選べる」と言っても、実際にはユニット全体で1色、あるいはせいぜい「棚板はグレー、扉はブルー」といった大まかな組み合わせしか許されないという現実だ。

リビングのサイドボードには温かみのあるゴールデンイエローを、書斎のシェルフにはシックなアンスラサイトを、玄関の小さな収納にはあえてルビーレッドのアクセントを——そんな「部屋ごと・パネルごとに違う表情を持たせたい」という要望は、実は多くのモジュール家具ブランドでは技術的に対応されていない。棚板1枚、ドア1枚、引き出し1つに至るまで独立して色や素材を選べるコンフィギュレーターは、意外なほど少ない。

Klackjoyは USM Haller と物理互換性を持つ製品を、新品USMよりおよそ60〜70%安い価格で提供する工場直販ブランドだが、単に「安いコピー」ではない。3Dコンフィギュレーターの内部設計そのものが、パネル単位での色・素材の独立選択を前提に組まれている。この記事では、その仕組みがどう機能しているのか、そしてUSM公式のMix & Matchや他のUSM互換ブランドと比べて何が違うのかを、事実ベースで整理する。

Klackjoyのコンフィギュレーターがパネル単位の色選択を実現している仕組み

Klackjoyの3Dコンフィギュレーターは、家具を「ノード(接続点)」「チューブ(フレーム)」「パネル(面材)」という3つの独立した要素の集合として扱う。ここが重要なポイントで、パネルは家具全体にひもづく一つの属性ではなく、それぞれが自分自身の色フィールドを持つ個別のオブジェクトとして管理されている。

つまり、3列2段のサイドボードを作るとき、上段左のパネルをパイオレンジに、上段右をパイオレンジのままガラス素材の引き出し前面に変え、下段はグラファイトブラックの木製パネルに——といった組み合わせを、クリックひとつで積み上げていける。棚板、扉、引き出し前面のどれを選んでも、他のパネルの色設定に影響を与えない。これは装飾的な小技ではなく、コンフィギュレーターの内部データ構造そのものが「パネルごとの独立性」を前提に設計されているからこそ実現できている挙動だ。

素材の選択肢も広い。金属パウダーコートは16色展開で、このうちPure White 9010、Light Grey 7035、Mid Grey 7005、Anthracite 7016、Graphite Black 9011、Golden Yellow 1004、Pure Orange 2004、Steel Blue 5011、Gentian Blue 5010の9色は公式RALコードが確認されている定番色だ。加えてRuby Red、Green、Beige、Brownの4色も色名として選べるが、これらは独自色でありRALコードの裏付けは確認できていないため、「RAL認証カラー」とは案内していない——色名とカラーコード(hex)で正直に表記している。

レザー調のパネルは19色展開だが、これはすべて超極細繊維のPUを複合したマイクロファイバーレザーであり、天然皮革ではない。木材パネルはBlack Oakの1色のみ、ガラスパネルはクリアとフロストの2色。素材ごとに用意されている選択肢の幅は正直に差があるが、どの素材を選んでも「そのパネル1枚だけ」に適用され、隣のパネルの色や素材には一切影響しない、という点は共通している。

比較表:色・素材の選択粒度はブランドごとにどこまで違うのか

同じ「モジュール家具」「USM互換」という括りでも、色や素材を選べる単位はブランドごとに大きく異なる。

ブランド色選択の単位素材の独立設定コンフィギュレーター
Klackjoyパネル単位で完全に独立(棚板・扉・引き出し前面それぞれ別の色)パネルごとに金属/マイクロファイバーレザー/木材/ガラスを個別選択可あり(リアルタイム3D)
USM公式 Mix & Matchあらかじめ用意されたプリセットの組み合わせから選択プリセットに準拠あり
Konektra(USM互換)ユニット全体で1色のみ実質選択不可あり
Arvhi(USM互換)モジュール単位で1色(パネル単位ではない)モジュールに準拠あり

USM公式のMix & Matchは、決して弱い機能ではない。USM自身が長年培ってきた配色ノウハウをベースに、美しく調和する組み合わせをプリセットとして提示してくれる仕組みで、迷わず「間違いのない」配色に辿り着ける安心感がある。一方でKlackjoyのアプローチは、その一つひとつのパネルを自分の意思で決めていく、より自由度の高い方向性だ。どちらが優れているというより、「プリセットから選びたい人」と「1枚単位で自分の色を組み立てたい人」で向いている方向が違う、と捉えるのが正確だろう。

Konektraはユニット全体で1色を選ぶ方式、Arvhiはモジュール(セクション)単位で1色を選ぶ方式にとどまっており、Limics24にはそもそもオンラインコンフィギュレーターが存在せず、Daedalus Designsは固定SKUのバリエーションから選ぶのみでコンフィギュレーター自体を持たない。この比較の範囲で言えば、USM互換・レプリカ販売者の中でパネル単位の独立した色・素材選択を提供しているのはKlackjoyだけだ。

なお、KlackjoyのコンフィギュレーターにはUSM純正のRoomleベースのコンフィギュレーターと同様に50ステップの構造アンドゥ/リドゥ機能が備わっている。これは独占的な優位性ではなく、両ブランドともに実装している品質の証というべき機能だ。

配色に迷ったら — 一般的なデザインの目安3つ

パネル単位で自由に色を選べるようになると、逆に「何色を組み合わせればいいのか」で迷う人も多い。以下はUSM公式のルールではなく、インテリアデザイン全般で広く使われる一般的な配色の考え方だ。

1. メインカラーは最大3色、アクセントは1色にとどめる 家具1台の中で使う色数が多すぎると、まとまりのない印象になりやすい。ベースとなる色を1〜2色決め、そこに補助的な色をもう1色加えて計3色までに抑え、残りは「差し色」として1色だけアクセントに使うと、パネルを個別に選んでいても全体として統一感が出やすい。例えばLight Grey 7035をベースに、Mid Grey 7005を補助、Golden Yellow 1004を引き出し1つだけのアクセントに、という組み合わせは分かりやすい例だ。

2. 明度のコントラストを意識する 色相(色味)がバラバラでも、明るい色と暗い色のバランスが取れていると視覚的にまとまる。例えば上段を明るいPure White、下段を落ち着いたAnthracite 7016にするなど、明度差を意図的につけると空間にリズムが生まれる。逆に近い明度の色ばかりを並べると、パネルごとの違いが埋もれて単調に見えることがある。

3. 素材の質感で差をつける 色を増やしすぎたくない場合は、同系色でも素材を変えるという選択肢がある。木材(Black Oak)のパネルと金属パウダーコートのパネルを同じ空間に混在させるだけでも、色数を抑えつつ視覚的な変化を作れる。マイクロファイバーレザーのパネルを1枚だけ引き出し前面に使うと、質感のアクセントとして機能しやすい。

もし既存の16色・19色のラインナップにない色を検討したい場合は、コンフィギュレーター上での即時選択はできないが、support@klackjoy.com またはWhatsApp(https://wa.me/8618621511850)経由でチームに相談する道が用意されている。相談内容を検討のうえ承認されれば、バックエンドで新しい色コードを追加できる仕組みだ。

自分の手でパネル1枚ずつ配色を決めてみる

プリセットから選ぶ安心感も、1枚ずつ自分で決めていく自由さも、それぞれに価値がある。Klackjoyのコンフィギュレーターは、後者の「パネル単位の自由」を求める人のために作られている。棚板、扉、引き出し前面まで、思い描いた通りの組み合わせをその場で3Dプレビューしながら試せる。USM Hallerと物理互換のパーツを使い、新品USMよりおよそ60〜70%安く、25mmクロームメッキ真鍮ボールコネクターとステンレス鋼チューブによる10年間の構造保証付き——という土台の上で、色と素材だけは思い通りに組み立てられる。まずはコンフィギュレーターを開いて、パネル1枚を選ぶところから試してみてほしい。


よくある質問

パネルごとに違う色を選べますか?

はい。Klackjoyのコンフィギュレーターでは棚板、扉、引き出し前面など、それぞれのパネルが独立した色・素材フィールドを持っており、1枚ずつ別の色や素材を選べます。あるパネルの色を変えても、隣接する他のパネルの設定には一切影響しません。金属パウダーコートは16色、マイクロファイバーレザーは19色、木材(Black Oak)は1色、ガラスはクリア/フロストの2色から、パネルごとに個別に選択できます。

USM公式にもMix & Matchはありますか?

あります。USM公式のMix & Matchは、あらかじめ用意されたプリセットの組み合わせから配色を選ぶ仕組みで、USM自身の配色ノウハウに基づいた「間違いのない」組み合わせに迷わず辿り着ける点が強みです。これに対してKlackjoyのアプローチは、棚板1枚単位まで自分の意思で個別に色・素材を選んでいく、より自由度の高い方向性です。どちらが優れているというより、プリセットから選びたい人と1枚ずつ組み立てたい人とで向いている方向が異なります。

1つの家具に何色まで組み合わせられますか?

コンフィギュレーター上で技術的な上限は設けられておらず、パネルの数だけ異なる色・素材を組み合わせることが可能です。ただし見た目のまとまりという観点では、メインカラーを最大3色、アクセントカラーを1色にとどめるのが一般的なデザインの目安です(これはUSM公式のルールではなく、インテリアデザイン全般で使われる一般的な考え方です)。明度のコントラストを意識したり、色数を抑えて素材の質感で変化をつけたりする方法も効果的です。

オーダーメイドカラーには対応していますか?

既存の16色(金属)・19色(マイクロファイバーレザー)・1色(木材)・2色(ガラス)のラインナップにない色をご希望の場合、コンフィギュレーター上での即時選択はできませんが、support@klackjoy.com またはWhatsApp(https://wa.me/8618621511850)経由でチームにご相談いただけます。内容を検討のうえ承認された場合、バックエンドで新しい色コードを追加することが可能です。

素材もパネルごとに変えられますか?

はい。色と同様に、素材(金属パウダーコート/マイクロファイバーレザー/木材/ガラス)もパネル単位で独立して選択できます。同じ家具の中で、あるパネルは金属、別のパネルは木材といった組み合わせも可能です。なお、フレームの構造チューブはステンレス鋼で作られていますが、これは構造材であり、選択可能なパネル表面の素材とは別のものです。

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